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WINKo Lab.への思い
私は、若い頃の予想に反して、子どものいない人生を歩むことになりました。
そして、「ダイバーシティ」の取り組みが盛んになる中、「子どものいない」人は存在を見落とされがちなことに気づきました。
たとえば、こんなことがありました。あるメディア主催の「ダイバーシティ」をテーマにしたシンポジウムでのこと。登壇する人は、ほぼ子どものいる女性で、「ワーキングマザーが活躍するには」といったテーマばかりでした。子どものいない私は、まるで自分が「透明な存在」になったように感じたのです。
「透明な存在」に気づいてほしい…そんな思いからフェイスブックページ 「子どものいない人生を考える会」 を2014年に開設。2021年に一般社団法人化し、「WINK」と名付けました。「Wellbeing Institute for No Kids」 の略称で、子どもがいない人はもちろん、 子どものいる人も含めて幸せに過ごせる世の中を作っていきたいという思いを込めています。
その活動を通じてわかってきたのは、 「子どもがいない」 背景の事情は人さまざまながら、 共通しているのは「将来への不安」であるということです。
特に親世代を介護する世代になると、 自分が親に対して行っていることを、 自分は子どもからしてもらうことはできない・・・その現実に向き合わざるを得ません。
また、社会制度も、 子どもがいることを前提としているものがまだまだ多いのも現実です。
そうした不安に対して、いたずらに不安に駆られるのではなく、自分たちで対応することができることには適切に対応し、現時点では解決できないことは、 将来どうしたら解決できるかを検討していく・・・。 そんな取り組みを、当事者たちが主体的に進めていきたいと考え、立ちあげたのが「WINKo Lab.」です。
2023年にスタートした0期は、おかげさまで、当初の予想を上回る方に集まっていただきました。将来に向けた知識を学ぶだけではなく、お互いの経験や思いを語り合うことで、自分がこの先、どんな人生を歩んでいきたいのか、クリアにしていただいた手ごたえがありました。
この思いに共感いただける方はぜひ1期にご参加ください。手に手を携えてウェルビーイングの実現に取り組めたらと願っております。
一般社団法人WINK 代表理事 朝生 容子